短期大学は <短期大学・教育・女性>

年または3年の短期の高等教育機関で、中等教育修了者ないしは成人を対象として、一般教育と専門職業技術教育の完成教育、四年制大学への進学課程、ないしは成人の継続教育を置く大学。

アメリカではジュニア・カレッジまたはコミュニティ・カレッジとよばれる。

日本では、第二次世界大戦後の学制改革に伴い、旧制専門学校のうち、新制大学の基準に満たない学校が短期大学として再編成され、学校教育法の一部改正によって、1950年4月から暫定的な措置として発足。

当初149校存在した。

56年に文部省は、中央教育審議会の答申に基づいて、短期大学を恒久的なものとして認め、「深く専門の学芸を教授研究し、職業又は実際生活に必要な能力を育成することをおもな目的」とした。

現行制度は、さらに75年に制定された短期大学設置基準にも基礎を置いている。

99年の統計によると、短期大学585校のうち503校を、学生数37万7853人のうち34万6678人の圧倒的多数を私学が占めていること、また、女子学生が、33万9742人と大多数を占めていることも、他国にみられない特色となっている。

専門の学科別では家政科が23.9%ともっとも多く、ついで人文22.9%、教育17.1%、社会13.1%の順で、家政科を中心とするものの、教育、保健、芸術の専門ないしは準専門職業人を養成している。

1991年施行の改正学校教育法により、短期大学卒業者に準学士の称号が与えられることとなった。

また1990年代以降、少子化の影響を受け、18歳人口の減少に伴って、定員割れの短期大学、および廃校する短期大学も毎年数校みられる。

第二次世界大戦後、欧米諸国でも短期short-cycleの高等教育が注目され、とくにアメリカでは、コミュニティ・カレッジを中心に、地域の青年や成人を対象に、一般教育、職業教育、進学教育、成人教育、拡張教育が実施されている。
update:2010年03月13日